Dual Income Family - 正社員共働き夫婦の子育て

正社員共働き夫婦が子育てでかかえる悩みや家計管理、資産運用などについて発信していきます。また、留学経験を持った夫婦が実践している英語教育、留学したいと言い出すような環境作りなども発信していきます。

【イヤイヤ期でも聞く耳を持つ】怒るのではなく、「ダメな理由」を教えてあげる大切さ

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イヤイヤ期はなかなか聞く耳を持たないこともありますよね。

傘を持って振り回したり、マジックで壁に落書きしようとしたり… わざとお茶をこぼしたり、ご飯をこぼしたり…

危ないことややってはいけないこともあるので、注意しますが、泣きわめいたり、イヤイヤと言って聞いてくれなかったりします。

ちゃんとしてほしいからと思って怒っても事態は改善しません。もっと「イヤイヤ」や「泣きわめく」のがヒドくなるだけです。

では、どうしたらいいのでしょうか?

「ダメな理由」をちゃんと教えてあげることは大切です!

なぜ注意したのか、なぜダメなのかを理由をしっかり説明してあげることの大切さを解説します。

「嫌!」とされると怒りたくもなる

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例えば保育園の駐車場で傘を振り回していたとします。
「危ないから傘は振り回したらダメだよ~」と注意しても、それでも傘を振り回し続けていたらどうしますか?

「危ないから傘を振り回したらダメだよ」ともう一度言う場合もあれば、「さっき振り回さないで、って言ったでしょ?」という場合もあります。

傘を取り上げようとすると、泣き出したり、嫌!と言って離してくれなかったり。

何度も同じことを繰り返し言っていても聞き入れてくれなかったら「もう!」ってなると思います。

怒る前に自分の言動は一貫性があるのかを考える必要がある?

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「危ないからダメ!」と傘を取り上げたり、怒ったりして事態は改善するでしょうか?

しないですよね。。。

子供にとっては、悪いことをしているつもりは全くありません。ただ、楽しいからやっているにすぎません。
もしくは、ママやパパの気を引こうと行動しているのかもしれません。

ママ同士が保育園の駐車場で話し込んでいたらどうでしょうか、子供はちょっとつまらないな、と思うかもしれません。早く帰りたいのに、と思いながら傘を持ってブラブラしていたら「危ないでしょ!やめて!」なんて怒られたら、だって…と言いたくもなります。

また、同じことをやっているのに日によって対応が違ったらなんで昨日は怒られなくて、今日は怒られたんだろう?と不思議に思ってしまいます。

怒るのではなく、「ダメな理由」説明する

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怒っても事態が改善しないなら、怒る行為自体が必要なくなります。
もちろん、注意することは必要ですが、怒らなくてもいいわけです。

子供がわざといらずらをしてかまってほしい場合は、淡々と接する必要がありますが、そうじゃなくてただ遊んでいる場合のときなどは、なぜ傘を振り回すことがダメなのかをしっかりと理解させてあげることが大切です。

「傘振り回したら危ないからダメだよ」と言われたとしても、危ないとはどういうことなのか?まだ良く分かっていません。なので、

ちゃんと子供の目線までしゃがんで、「傘振り回したら、お友達に当たるよね?当たったら痛い?痛いよね?痛いことされるのはイヤだよね?どうかな?」などとなぜ危ないことなのか、結果どうなるのかを教えてあげることで、子ども自身も「ダメなんだ、ダメな理由はこうゆうことだからなんだ」いうことが理解できるようになります。

人の痛みをわかるようになるまではある程度の時間がかかります。それを教えてあげるのが親の役目です。怒って子供の行動を制限することが親の役目ではありません。

もし、ちゃんと話を聞けていない子がいたら、ちゃんと話が聞けるようになるまで時間をたくさん使いましょう。他のことは後回しにしてでも、子ども自身がちゃんと「分かった」と言うまで分かるように説明してあげることです。

もう一つ例をあげるとすると、ご飯をわざとこぼしたときです。「ご飯はこぼしちゃダメ!」と言われても、なぜご飯をこぼしたらいけないのか初めはよく分かりません。でも、ちゃんと「ご飯はこぼしたらいけない理由」を説明したらどうでしょう?「世界にはご飯がお腹いっぱいに食べたくても食べれない子たちもたくさんいるんだよ、今は時間になればたくさんのご飯が出てくるし、いっぱい食べれるけど、ほしいときにほしいものだけ食べれることが普通じゃない地域だってあるんだよ。今理解をしてね、っていうのは難しいけど、食べ物を粗末に扱うことはしてほしくないな、〇〇くん(ちゃん)のために作ったし、ちゃんと食べてくれるかな?」などと説明して、ご飯を粗末に暑かったことに対して、「ダメな理由」をしっかり伝えることで子供はなぜダメだったのかを肌で感じていきます。

話をしっかりと聞いてくれるためには

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まずは一貫した行動を取る必要があります。注意されるポイントが毎回違うようでは混乱してしまいます。
そして、常に子供の目線の高さまでしゃがんで、落ち着いて話をすることです。

怒るのではなく、教えてあげるのです。理由も含めて

難しい言葉で理解は難しいこともあるでしょう。言葉で伝えることができるのはほんの一部です。
伝えている時の表情や態度などで今自分がどのような状況に置かれているのかは分かります。

そこからたくさんの言葉を学び、たくさんのことを学習していきます。

大切なのは、「ダメな理由」も含めて理解したかな?と思うまで教えてあげることです。

そして、子供が「分かった」という態度を示したらとにかく褒めてあげることです。

イヤイヤ期の場合は、落ち着かせるのに時間がかかりますが、イヤイヤ期だから理解できないということはありません。自分が思い通りにできなかったり、したいことと違うことをさせられたりすることで、違うよ!というのをアピールしているだけです。そのアピールを受け入れてあげた後に、ゆっくりを話し出すといいかもしれません。